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私たちが運営する保育園・認定こども園(4園)では、先日すべての園で無事に運動会を開催することができました。子どもたちは最後まで笑顔と真剣な表情を見せながら、堂々と舞台に立ってくれました。

「運動会」というと、かけっこやダンス、玉入れなどの“種目”に注目が集まりがちですが、私たちが本当に大切にしているのは、その背景にある“ねらい”です。
運動会は「子どもの自立」を育む場
私たちは、運動会を単なる行事イベントとしてではなく、子どもたち一人ひとりが「自分でやってみよう」と思い、「みんなの前で力を出す」経験をする大切な時間だと考えています。
・列に並んで順番を待つ
・自分の出番を覚えて動く
・失敗しても、もう一度挑戦する
――こうした一つひとつの積み重ねが、自立への大きな一歩になります。

“注目される経験”が子どもの内面を育てます
人前で何かをする、みんなに見られる――
大人でも緊張する場面です。けれど、この「注目される経験」こそが、子どもたちの自信や社会性をぐっと伸ばすきっかけになります。
運動会では、保護者や先生、たくさんの応援の中で、子どもたちは「見てもらっている」「応援されている」「自分を出していいんだ」と感じます。
こうした体験の積み重ねが、
✔ 自己肯定感
✔ 表現力
✔ 他者との関わり
を育んでいきます。

そして、そんな子どもたちの姿を見て、
「こんなこともできるようになったんだ」
「あの子が前に出ている!」
と保護者の皆さん自身も驚きや感動を味わいます。
日々の送り迎えだけでは見えない“成長の瞬間”に触れ、子どもと向き合う気持ちも一回りも二回りも大きくなっていくような時間――それが、私たちの考える行事の本当の価値です。
結果よりも「過程」を大切にしています
私たちは、「勝った」「負けた」という結果よりも、その過程でどんな気持ちを抱き、どう行動したかに寄り添います。
・思うように走れなかった子が、悔しさをバネに来年の意欲を見せる
・泣いてしまった子が、先生と手をつないでゴールまで歩いた
・仲間と力を合わせる楽しさを知った子が、「またやりたい!」と目を輝かせた
運動会には、そんな“成長のドラマ”がたくさん詰まっています。

最後に:保育園選びをされる保護者の皆さまへ
運動会のような行事は、子どもがただ楽しむだけの時間ではありません。
「人に見られる中で、自分の力を出す」
「仲間と共に取り組む」
「自分で考え、動く」
そんな力を、少しずつ、でも確実に育てていく大切な舞台です。
そして、それは子どもだけでなく、保護者の皆さんにとっても「子どもの成長を実感できる貴重な機会」となります。
私たちの園では、こうした“生きる力”を育てるために、日々の保育も行事もすべてがつながっています。
入園をご検討されている皆さま、ぜひ園の見学や説明会で、実際の子どもたちの姿を見に来てください。
一人ひとりの「できた!」を、私たちは大切に育んでいます。