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今年、キッズランドは設立30周年を迎えました。その記念として開催された「親子で農園体験 in はるきちオーガニックファーム」。たくさんのご応募の中から選ばれたAさん親子(仮名)と一緒に、自然の恵みに触れ合う1日を過ごしてきました。
訪れたのは、有機栽培にこだわる「はるきちオーガニックファーム」さん。この日は「オープンデー」として一般の方も多数来場しており、にぎやかな雰囲気のなか、キッズランドからの参加者も共に農業の魅力を体感しました。

苗の観察とヒヨコとのふれあい
まずは農園の育苗スペースを見学。ズッキーニやナス、トマトなどの若い苗が整然と並び、農園スタッフがそれぞれの特徴や育て方をわかりやすく教えてくれました。
「この小さな芽が、立派な野菜に育つんですよ。」野菜によっては「育つのに〇年かかります」との説明に、参加者の目はキラキラ。普段スーパーでしか野菜を見ない子にとって、「育つ過程」を知ることは貴重な経験です。

その後、生まれたばかりのヒヨコとのふれあいも。ふわふわで手のひらにすっぽり収まるサイズのヒヨコを、やさしく撫でる子どもたちの表情はとても穏やかで、命に対する愛情が自然と育まれている様子が感じられました。

アスパラを「ちょきん」!お腹がすく香り
そして、いよいよ収穫体験へ。この日のメインは、旬を迎えたアスパラガス。にんにくの芽やかぶも合わせて収穫しました。
アスパラの収穫は、特別な道具は必要ありません。はさみで「ちょきん」と切るだけ。ただしポイントは、「できるだけ太いもの」を探すこと。畑の中をよく見て、太くまっすぐ伸びたアスパラを見つけると、子どもたちから「これかな?」と嬉しそうな声があがります。

収穫を終えた後、スタッフの方から「ぜひ、生のまま食べてみてください」とすすめられました。**もぎたてのアスパラをその場でパクリ!**生で食べる機会は滅多にないだけに、驚きもひとしお。「甘い!」「しゃきしゃきしてる!」と、そのみずみずしさに大人も子どもも感動していました。

また、にんにくの芽を収穫するたびに、ふわっと漂ってくる香りがなんとも食欲をそそります。「お腹すいた〜」という子どもたちの声もちらほら。畑の中で自然と空腹になるというのも、貴重な体験のひとつです。

「食育」への想い
キッズランドでは、子どもたちの健やかな成長のために、「食育」をとても大切にしています。食材を自分の目で見て、手で触れ、匂いを感じ、味わう――その五感をフルに使う経験が、子どもたちの「食」に対する興味や感謝を育てると考えています。
📅 次回開催:7月6日(土)予定!
次回の「親子で農園体験」は**7月6日(日)**に開催予定です。自然とふれあいながら、親子で心に残る時間を過ごしてみませんか?
ご応募は[こちらから]。尚、抽選となりますので、予めご了承ください。